顔にゴミがついてるよ |
アマガエルは小さな水辺さえあれば大抵見ることのできるカエルである。個体数が減少し、絶滅危惧種に指定されているトウキョウダルマガエルとは対照的である。この2種の違いについて少し考えてみたい。
アマガエルはオタマジャクシの時期を除いて、樹上や草原で生活するなどあまり水に依存しないカエルである。一方でダルマガエルは一生を通して水に富んだ場所で生活をする。そのためアマガエルは、トウキョウダルマガエルに比べて、近年行われている水田の乾田化の影響を受けにくいのではないだろうか。またアマガエルは足に吸盤を持ち、三面コンクリ張りの用水路のように垂直の壁にも対応ができると考えられる。他にもアマガエルの方が小さくて食べ物を多く必要としないから小さな田んぼでも生きていけることや、オタマジャクシの期間が短く、田植え1カ月後に水田から水を抜く中干しの影響を受けにくいことなどが考えられると思う。
このようないくつかの要因が重なって、アマガエルとトウキョウダルマガエルの個体数に差が出ているのではないだろうか。
これは僕の推察です。アマガエルの生態をよく知っているわけではないので間違いもあるかと思います。ご意見・感想をいただけるとありがたいです。
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