1月中旬、八重山諸島にてハテルマギリGuettarda speciosaやサガリバナBarringtonia racemosa、サキシマスオウノキHeritiera littoralisなどの実を拾った。発芽させるために袋に入れ、湿り気を保った状態で保管している。
2月20日頃、袋の中にガガンボの一種(Tipulidae sp. )がいることに気がついた。
体長は約1 cmで翅はまだら模様。
初めのうちは偶然入り込んだのだろうと気に留めていなかったが、1週間のうちに8匹まで増え、無視できなくなった。
サガリバナの果実に脱皮殻が付いており、脱出跡と思われる穴も空いていた。ここが発生源のようだ。
1個の実から8匹羽化したということは、たまたま蛹が付いていたのではなく、サガリバナの実を積極的に利用していると考えられそうだ。
ガガンボ類の幼虫の食性はよく知らないものの、かなり変わった生態の種だと思う。
2019年3月 追記
発生したガガンボはLibnotes属の一種との情報をいただいた。
現在、共同研究として論文化している。
2020年3月 追記
本記事の内容を含む論文が出版されました。
「Suetsugu K., Tetsu S., and Sueyoshi M. 2019. Fruit‐ and seed‐feeding habit of the crane fly Libnotes puella (Diptera: Limoniidae) in Ryukyu Islands, Japan. Entomological Science, 22(4), 413-417.」(https://doi.org/10.1111/ens.12387)
2019年2月27日水曜日
2018年2月25日日曜日
奄美大島で観察した落葉樹 Deciduous trees of Amami Ōshima island
1月中旬
鹿児島県の奄美大島を訪れた。
常緑広葉樹林(照葉樹林)が全域に発達する奄美大島だが、落葉シーズンの1月ということもあり、思いのほか落葉樹も目に付いた。
奄美大島に生育する落葉樹には、奄美大島や奄美群島に固有な種、国内で奄美に分布が限られる種も含まれている。常緑樹が優勢なこの島において、特有な落葉樹がみられるのは興味深い。
シマウリカエデ Acer insulare(ムクロジ科)
奄美大島と徳之島に固有のカエデ(モミジ)。
道路沿いなどの林縁に普通にみられた。
落葉済みのものから黄葉中のものまで、様々な個体がみられた。
落葉していた葉。
葉形は多様。
アオモジ Litsea cubeba(クスノキ科)
本州の中国地方以西に分布し、奄美群島が分布の南限らしい。
林道沿いで点々とみかけた。
ハゼノキ Toxicodendron succedaneum(ウルシ科)
別名リュウキュウハゼ。奄美大島では林縁などに普通にみられた。
イイギリ Idesia polycarpa(ヤナギ科)
果実を付けていた。
青森県が北限だが、暖温帯でより生育量が多い気がする。
奄美大島では林道沿いなどで普通にみられた。
シマサルスベリ Lagerstroemia subcostata(ミソハギ科)
国内では奄美群島に分布し、屋久島と種子島には変種のヤクシマサルスベリがある。国外では中国、台湾、フィリピンに分布する。
赤褐色の幹が特徴的。渓流沿いや地滑り跡地?などに生育し、ときに大きな集団もみられた。
上述の落葉樹は島内の比較的広範囲に分布するが、島の南西部の沿海地に分布が限られる種もある。
そこには落葉樹が優占する森林が成立し、奄美大島の中では特異な景観の場所だ。冬の季節風の影響を強く受けるためだろうか。
アマミカジカエデ Acer amamiense(ムクロジ科)
奄美大島の固有種。葉は本土に分布するカジカエデに似ている。2000年に記載された。
ワダツミノキ Nothapodytes amamianus(クロタキカズラ科)
奄美大島の固有種。かつては八重山諸島以南に分布するクサミズキと同種扱いされていたが、2004年に新種として記載された。
ヒロハタマミズキ Ilex macrocarpa(モチノキ科)
中国にも分布するが、国内分布は奄美大島のみ。種小名は「大きな(marco)実(carpa)」を意味し、その名と通り、モチノキ属の中では大型の果実を付けるらしい。
他に観察した落葉樹はカラスザンショウ、ハマセンダン、シマグワ、アカメガシワ、シマタゴ、オオムラサキシキブ、ギョボク、オオシマウツギ、ゴンズイなど。
温暖な奄美の冬の気候を反映してか、イイギリやアマミカジカエデなどを除く大半の種は多少なりとも緑葉が残っていることが多く、図鑑の記述で初めて落葉樹であることを知った種もあった。
Amami Ōshima is the biggest island of the Amami Islands, which belongs to Kagoshima prefecture. Despite the main vegetation type of the island is Laurel forest, some endemic deciduous tree species of the Amami Islands are distributed. Acer insulare (Japanese name: Shima-Uri-Kaede) is a common endemic tree throughout the Island. In contrast, Acer amamiense (Japanese name: Amami-Kaji-Kaede) and Nothapodytes amamianus (Japanese name: Wadatsumi-no-ki) are very rare species and only distributed in the coastal area of the southern part of the island. In Amami Ōshima, we can also see many non-unique deciduous, such as Litsea cubeba, Toxicodendron succedaneum, and Lagerstroemia subcostata.
<参考>
・Nagamasu H. and Kato M. 2004. Nothapodytes amamianus (Icacinaceae), a New Species from the Ryukyu Islands. Acta Phytotaxonomica et Geobotanica 55 : 75-78.
・大川智史 林 将之 2016. ネイチャーガイド 琉球の樹木 奄美・沖縄~八重山の亜熱帯植物図鑑. 文一総合出版.
・Yamazaki T. 2000. A New Species of Acer from the Ryukyus. Journal of Japanese Botany, 75 : 282-284.
・Plant Biographies (学名の意味を紹介するサイト)http://www.plantlives.com/plant_biogs.php 2018年2月25日確認
鹿児島県の奄美大島を訪れた。
![]() |
| 金作原にて。遊歩道沿いでは落葉樹も目立つ |
常緑広葉樹林(照葉樹林)が全域に発達する奄美大島だが、落葉シーズンの1月ということもあり、思いのほか落葉樹も目に付いた。
奄美大島に生育する落葉樹には、奄美大島や奄美群島に固有な種、国内で奄美に分布が限られる種も含まれている。常緑樹が優勢なこの島において、特有な落葉樹がみられるのは興味深い。
シマウリカエデ Acer insulare(ムクロジ科)
奄美大島と徳之島に固有のカエデ(モミジ)。
道路沿いなどの林縁に普通にみられた。
落葉済みのものから黄葉中のものまで、様々な個体がみられた。
落葉していた葉。
葉形は多様。
アオモジ Litsea cubeba(クスノキ科)
本州の中国地方以西に分布し、奄美群島が分布の南限らしい。
林道沿いで点々とみかけた。
ハゼノキ Toxicodendron succedaneum(ウルシ科)
別名リュウキュウハゼ。奄美大島では林縁などに普通にみられた。
イイギリ Idesia polycarpa(ヤナギ科)
果実を付けていた。
青森県が北限だが、暖温帯でより生育量が多い気がする。
奄美大島では林道沿いなどで普通にみられた。
シマサルスベリ Lagerstroemia subcostata(ミソハギ科)
国内では奄美群島に分布し、屋久島と種子島には変種のヤクシマサルスベリがある。国外では中国、台湾、フィリピンに分布する。
赤褐色の幹が特徴的。渓流沿いや地滑り跡地?などに生育し、ときに大きな集団もみられた。
上述の落葉樹は島内の比較的広範囲に分布するが、島の南西部の沿海地に分布が限られる種もある。
そこには落葉樹が優占する森林が成立し、奄美大島の中では特異な景観の場所だ。冬の季節風の影響を強く受けるためだろうか。
アマミカジカエデ Acer amamiense(ムクロジ科)
奄美大島の固有種。葉は本土に分布するカジカエデに似ている。2000年に記載された。
ワダツミノキ Nothapodytes amamianus(クロタキカズラ科)
奄美大島の固有種。かつては八重山諸島以南に分布するクサミズキと同種扱いされていたが、2004年に新種として記載された。
ヒロハタマミズキ Ilex macrocarpa(モチノキ科)
中国にも分布するが、国内分布は奄美大島のみ。種小名は「大きな(marco)実(carpa)」を意味し、その名と通り、モチノキ属の中では大型の果実を付けるらしい。
他に観察した落葉樹はカラスザンショウ、ハマセンダン、シマグワ、アカメガシワ、シマタゴ、オオムラサキシキブ、ギョボク、オオシマウツギ、ゴンズイなど。
温暖な奄美の冬の気候を反映してか、イイギリやアマミカジカエデなどを除く大半の種は多少なりとも緑葉が残っていることが多く、図鑑の記述で初めて落葉樹であることを知った種もあった。
Amami Ōshima is the biggest island of the Amami Islands, which belongs to Kagoshima prefecture. Despite the main vegetation type of the island is Laurel forest, some endemic deciduous tree species of the Amami Islands are distributed. Acer insulare (Japanese name: Shima-Uri-Kaede) is a common endemic tree throughout the Island. In contrast, Acer amamiense (Japanese name: Amami-Kaji-Kaede) and Nothapodytes amamianus (Japanese name: Wadatsumi-no-ki) are very rare species and only distributed in the coastal area of the southern part of the island. In Amami Ōshima, we can also see many non-unique deciduous, such as Litsea cubeba, Toxicodendron succedaneum, and Lagerstroemia subcostata.
<参考>
・Nagamasu H. and Kato M. 2004. Nothapodytes amamianus (Icacinaceae), a New Species from the Ryukyu Islands. Acta Phytotaxonomica et Geobotanica 55 : 75-78.
・大川智史 林 将之 2016. ネイチャーガイド 琉球の樹木 奄美・沖縄~八重山の亜熱帯植物図鑑. 文一総合出版.
・Yamazaki T. 2000. A New Species of Acer from the Ryukyus. Journal of Japanese Botany, 75 : 282-284.
・Plant Biographies (学名の意味を紹介するサイト)http://www.plantlives.com/plant_biogs.php 2018年2月25日確認
2017年12月4日月曜日
カエンボクの種子と果実
10月下旬
沖縄島のとある公園にて列植された木を見つけた。
樹高が20 mを超える大木で、樹皮は白っぽく、葉は羽状複葉。マメ科の何かだろうか、などと考えながら種同定の手がかりを探した。
根元を探索すると長さ20 cmほどの大型の果実を見つけた。果実や種子の特徴からノウゼンカズラ科の樹木と見当がついた。「琉球の樹木」で調べたところカエンボクであると分かった。
カエンボクSpathodea campanulataはノウゼンカズラ科の木本でアフリカ原産。チューリップを思わせる橙赤色の花を咲かせることから英名はAfrican tuliptreeであり、和名の火焔木も花姿に由来する。
本種は分布域外の熱帯地域で野生化しており、「世界の侵略的外来種ワースト100」にも選定されているが沖縄ではほとんど野生化していないようで、観察地でも1、2本の若木を見かけただけだった。落ちている果実自体が少なかったので、結実率が低いのかもしれない。
果実内に多数ある種子には大きな翼が付いている。種子本体が大きさ1 cm弱、翼も含めると2 cm前後ある。
種子の拡大。
サイズこそ小さいが、同科のソリザヤノキOroxylum indicumやウリ科のハネフクベ(アルソミトラ)Alsomitra macrocarpaの種子に似ている。
ソリザヤノキやハネフクベの種子は高所から滑空して遠方に散布されることで知られるが、カエンボクも同様の種子散布様式を持つようだ。ただし、私が実験した限りでは、滑空するのは翼の形状が整った種子だけであり、少しでも翼がいびつだと一定方向に飛ばすにひらひらと落ちるだけだった。また、滑空性能はハネフクベよりも大分劣るようだ。もっとも、高木に成長するカエンボクの場合、種子は高所から落ちるために滑空能力が高くなくても十分に散布できるのかもしれないし、種子ごとに飛び方がまちまちなことも、分散して散布するための戦略と捉えられるのかもしれない。
<参考>
大川智史・林 将之 2016. ネイチャーガイド 琉球の樹木 奄美・沖縄~八重山の亜熱帯植物図鑑. 文一総合出版.
沖縄島のとある公園にて列植された木を見つけた。
樹高が20 mを超える大木で、樹皮は白っぽく、葉は羽状複葉。マメ科の何かだろうか、などと考えながら種同定の手がかりを探した。
根元を探索すると長さ20 cmほどの大型の果実を見つけた。果実や種子の特徴からノウゼンカズラ科の樹木と見当がついた。「琉球の樹木」で調べたところカエンボクであると分かった。
カエンボクSpathodea campanulataはノウゼンカズラ科の木本でアフリカ原産。チューリップを思わせる橙赤色の花を咲かせることから英名はAfrican tuliptreeであり、和名の火焔木も花姿に由来する。
本種は分布域外の熱帯地域で野生化しており、「世界の侵略的外来種ワースト100」にも選定されているが沖縄ではほとんど野生化していないようで、観察地でも1、2本の若木を見かけただけだった。落ちている果実自体が少なかったので、結実率が低いのかもしれない。
果実内に多数ある種子には大きな翼が付いている。種子本体が大きさ1 cm弱、翼も含めると2 cm前後ある。
種子の拡大。
サイズこそ小さいが、同科のソリザヤノキOroxylum indicumやウリ科のハネフクベ(アルソミトラ)Alsomitra macrocarpaの種子に似ている。
ソリザヤノキやハネフクベの種子は高所から滑空して遠方に散布されることで知られるが、カエンボクも同様の種子散布様式を持つようだ。ただし、私が実験した限りでは、滑空するのは翼の形状が整った種子だけであり、少しでも翼がいびつだと一定方向に飛ばすにひらひらと落ちるだけだった。また、滑空性能はハネフクベよりも大分劣るようだ。もっとも、高木に成長するカエンボクの場合、種子は高所から落ちるために滑空能力が高くなくても十分に散布できるのかもしれないし、種子ごとに飛び方がまちまちなことも、分散して散布するための戦略と捉えられるのかもしれない。
<参考>
大川智史・林 将之 2016. ネイチャーガイド 琉球の樹木 奄美・沖縄~八重山の亜熱帯植物図鑑. 文一総合出版.
2017年3月28日火曜日
沖縄島で観察したアカネ科樹木
3月上旬
とあるグループの観察会で沖縄島を訪れた。自身の頭の整理も兼ねて、観察した植物の一部を紹介する。
沖縄では本土で見かける機会の少ない分類群の樹木が多く見られるが、その一つにアカネ科が挙げられると思う。関東地方などではアリドオシを除くとヤエムグラやヘクソカズラ、アカネといった草本が目立つが、沖縄ではむしろ木本としての存在感が強い科である。
なお、本土においても暖地(紀伊半島、四国、九州など)に行けばクチナシやルリミノキやジュズネノキ、カギカズラ、シラタマカズラといったアカネ科樹木がかなり見られる。
シラタマカズラPsychotria serpens(ボチョウジ属)
本土でも紀伊半島南端や四国南部、九州には分布している。
ボチョウジPsychotria asiatica(ボチョウジ属)
ヒョウタンカズラCoptosapelta diffusa(ヒョウタンカズラ属)
果実がひょうたんに似た形をしているらしいが着いていなかった。
マルバルリミノキLasianthus attenuatus(ルリミノキ属)
沖縄を含む南西諸島ではルリミノキ属が多く見られる。マルバルリミノキは軟毛が密生すること、葉柄がほとんどないことなどが特徴。
タイワンルリミノキLasianthus hirsutus(ルリミノキ属)
マルバルリミノキに似るが、葉は明らかに大きく、ごわごわとした手触り。
リュウキュウルリミノキLasianthus fordii(ルリミノキ属)
オオシマアリドオシ(ビシンニゼジュズネノキ)Damnacanthus minutispinus
アリドオシD. indicusやオオアリドオシD. indicus var. majorに似るが、葉腋のトゲがほとんど目立たない。なお、オオシマアリドオシはオオアリドオシやアリドオシと変種関係に当たる、とする説もある。現地で観察していると、これら3種の形態が連続的に見え、判別が難しかった。
コンロンカMussaenda parviflora(コンロンカ属)
美しい花をつけるつる性木本だが、時期柄葉っぱだけだった。托葉がよく目立つ。
アカミズキWendlandia formosana(アカミズキ属)
シロミミズDiplospora dubia(シロミミズ属)
新しい茎も白褐色を帯びるのが特徴の一つらしい。
ヘツカニガキSinoadina racemosa(ヘツカニガキ属)
落葉樹。ヘツカは鹿児島県の大隅半島の地名であり、本土でも暖地の一部に希産。
ヘツカニガキの葉
これらの他に、
リュウキュウアリドオシDamnacanthus biflorus
クチナシGardenia jasminoides
ハナガサノキGynochthodes umbellata
ケシンテンルリミノキLasianthus curtisii
ギョクシンカTarenna kotoensis var. gyokushinkwa
も見ることができたので、観察したアカネ科樹木は計16~18種となる。
学名および和名はY list(http://ylist.info/index.html)に従った。
とあるグループの観察会で沖縄島を訪れた。自身の頭の整理も兼ねて、観察した植物の一部を紹介する。
沖縄では本土で見かける機会の少ない分類群の樹木が多く見られるが、その一つにアカネ科が挙げられると思う。関東地方などではアリドオシを除くとヤエムグラやヘクソカズラ、アカネといった草本が目立つが、沖縄ではむしろ木本としての存在感が強い科である。
なお、本土においても暖地(紀伊半島、四国、九州など)に行けばクチナシやルリミノキやジュズネノキ、カギカズラ、シラタマカズラといったアカネ科樹木がかなり見られる。
シラタマカズラPsychotria serpens(ボチョウジ属)
本土でも紀伊半島南端や四国南部、九州には分布している。
ボチョウジPsychotria asiatica(ボチョウジ属)
ヒョウタンカズラCoptosapelta diffusa(ヒョウタンカズラ属)
果実がひょうたんに似た形をしているらしいが着いていなかった。
マルバルリミノキLasianthus attenuatus(ルリミノキ属)
沖縄を含む南西諸島ではルリミノキ属が多く見られる。マルバルリミノキは軟毛が密生すること、葉柄がほとんどないことなどが特徴。
タイワンルリミノキLasianthus hirsutus(ルリミノキ属)
マルバルリミノキに似るが、葉は明らかに大きく、ごわごわとした手触り。
リュウキュウルリミノキLasianthus fordii(ルリミノキ属)
オオシマアリドオシ(ビシンニゼジュズネノキ)Damnacanthus minutispinus
アリドオシD. indicusやオオアリドオシD. indicus var. majorに似るが、葉腋のトゲがほとんど目立たない。なお、オオシマアリドオシはオオアリドオシやアリドオシと変種関係に当たる、とする説もある。現地で観察していると、これら3種の形態が連続的に見え、判別が難しかった。
コンロンカMussaenda parviflora(コンロンカ属)
美しい花をつけるつる性木本だが、時期柄葉っぱだけだった。托葉がよく目立つ。
アカミズキWendlandia formosana(アカミズキ属)
シロミミズDiplospora dubia(シロミミズ属)
新しい茎も白褐色を帯びるのが特徴の一つらしい。
ヘツカニガキSinoadina racemosa(ヘツカニガキ属)
落葉樹。ヘツカは鹿児島県の大隅半島の地名であり、本土でも暖地の一部に希産。
ヘツカニガキの葉
これらの他に、
リュウキュウアリドオシDamnacanthus biflorus
クチナシGardenia jasminoides
ハナガサノキGynochthodes umbellata
ケシンテンルリミノキLasianthus curtisii
ギョクシンカTarenna kotoensis var. gyokushinkwa
も見ることができたので、観察したアカネ科樹木は計16~18種となる。
学名および和名はY list(http://ylist.info/index.html)に従った。
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2012年2月15日水曜日
西表島・石垣島旅行記 9日目(最終日)
7時半ごろ 起床
宿発。
9時 八重山中央郵便局に入店。前日に買った土産物などを荷造りし、ゆうパックで発送。
9時20分 バスターミナルから路線バス(空港線)で、石垣空港へ。
9時35分 石垣空港着。
問題となったのが、西表島でいただいたモダマ(マメ科植物)のサヤであった。大きさはつるを入れて約90センチ。
サイズ的に機内には持ち込めない気がしたが、手荷物受取所で聞いたところ、サイズと品名を書いたシールを貼っていただき、そのまま機内に持ち込めることになった。
西表島や石垣島にモダマは多数自生しているからそれなりに知られているものだと思っていたが、サヤを持ちこむ人はさすがに少ないのだろうか、受取所の方は物珍しそうな顔だった。
10時過ぎ 搭乗。 JTA604便 沖縄行き
10時20分 離陸。
途中、宮古諸島上空を通過。眼下に大小様々な島を望む。サトウキビ畑が多いためだろうか、どの島も赤茶けて見えた。
11時10分ごろ 那覇空港着。
吐き気があったので、空港内のベンチで一休憩し、それから空港内の売店を見て回った。わきに紙で包んだモダマを抱えていたので、石垣空港の手荷物受取所の方に引き続き、那覇の売店の方にも「それは何?」と物珍しそうに尋ねられた。
12時35分 那覇空港発。 JAL908便
石垣からの便より座席が混雑したいたためだろうか、モダマは乗務員の方に預けることになった。
15時過ぎ 羽田空港着。
空港出口で両親と合流、遅い昼食をターミナル内でとり、帰宅。
⇐8日目 ・ まとめ⇒
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宿発。
9時 八重山中央郵便局に入店。前日に買った土産物などを荷造りし、ゆうパックで発送。
9時20分 バスターミナルから路線バス(空港線)で、石垣空港へ。
9時35分 石垣空港着。
問題となったのが、西表島でいただいたモダマ(マメ科植物)のサヤであった。大きさはつるを入れて約90センチ。
サイズ的に機内には持ち込めない気がしたが、手荷物受取所で聞いたところ、サイズと品名を書いたシールを貼っていただき、そのまま機内に持ち込めることになった。
西表島や石垣島にモダマは多数自生しているからそれなりに知られているものだと思っていたが、サヤを持ちこむ人はさすがに少ないのだろうか、受取所の方は物珍しそうな顔だった。
10時過ぎ 搭乗。 JTA604便 沖縄行き
10時20分 離陸。
![]() |
| 伊良部島(右)と下地島(左)。 非常に分かりづらいが、狭い海峡で隔てられている。 |
![]() |
| 宮古島(右)と伊良部島 |
11時10分ごろ 那覇空港着。
吐き気があったので、空港内のベンチで一休憩し、それから空港内の売店を見て回った。わきに紙で包んだモダマを抱えていたので、石垣空港の手荷物受取所の方に引き続き、那覇の売店の方にも「それは何?」と物珍しそうに尋ねられた。
12時35分 那覇空港発。 JAL908便
石垣からの便より座席が混雑したいたためだろうか、モダマは乗務員の方に預けることになった。
15時過ぎ 羽田空港着。
空港出口で両親と合流、遅い昼食をターミナル内でとり、帰宅。
⇐8日目 ・ まとめ⇒
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西表島・石垣島旅行記 8日目
10月22日
~原付で石垣島をぶらぶら~
8時ごろ起床
9時過ぎ
A&Wで朝食
10時ごろ
730交差点のすぐ近くのレンタルバイク屋の南国屋で50ccスクーター(原付)をレンタルした。
石垣島や西表島の公共交通は路線バスとタクシーである。しかし、路線バスはフリーパスを使えば非常に安くなるが、本数が少ないために行動範囲が限定される。またタクシーは自由に移動できるが高い。(といっても内地に比べれば随分と安いのだが)
となると、自分で移動手段を身につけるしかない。レンタカーが、荷物もたくさん入れられるし一番便利である、しかし僕は免許をまだ取っていなかったし、旅行計画を立ててから免許を取れるほどの期間がなかった。でも、原付なら1日で免許が取れるじゃないか!ということで、出かける2週間ほど前に原付の免許を取得した。
この旅行のために取ってと言ってもいい原付免許。西表島では結局自転車しか使わなかったから、この日が公道デビューであった。
南国屋の店員の方にアドバイスを受けながら原付にまたがった。しかし操作方法をすっかりど忘れして、エンジンの入れ方、方向指示機の使い方まで手取り足とり。店員のお姉さんには「本当に大丈夫?」と、心配されてしまった。
15分ほど裏道で運転方法を確認しながら走り、少し慣れたところで大通りに出てバンナ公園方面を目指した。
10時30分過ぎ バンナ公園(自然観察広場入口?)着。
まだ朝で、曇り空で気温が低かったためであろうか。イワサキゼミが低いところに止まっていて、近くによって写真を撮ったり、鳴いているところを動画で撮影することができた。(You tubeにアップしました)
30分ほど園内を散策し、駐車場に戻った。
この日の目当てのひとつはチャイロマルバネクワガタのメスであった。西表島でオスは見つけて何匹か捕まえていたのでメスも見つけたいと思っていたのだ。
まず万勢岳を目指したが、旅行の少し前の大雨で通行止めで行けず。やむなくバンナ岳の北側を回るように適当に移動した。
12時ごろ バンナ公園北口着。「バンナカフェ」で昼食 焼うどん(そばだったか?)注文。
食事後、隣接する「世界の昆虫館」を見学した。中にいらした職員の方に説明をしていただいた。ちなみに、バンナカフェ、世界の昆虫館ともに2011年4月に完成した新しい施設である。僕は2月にもバンナ公園を訪れたが、その時はまだ工事中であった。
13時前 バンナ公園発。 近くにあるバラビドー観光農園を目指した。途中、捕虫網を持つおじさんたちに出会った。なんと、西表島の竹盛旅館で一緒だった蝶屋の方たちであった。思いがけない再会となった。聞くと、イワサキタテハモドキなどを狙っているとのこと。イワサキタテハモドキの食草(あとで調べたところ、シソモドキという帰化植物のようだ)が生えていたので、幼虫がいないか一緒に探したり、しばらくお話したりして別れた。
13時半ごろ バラビドー観光農園着。
僕は果物、特に珍しいトロピカルフルーツが好きである。2月に西表、石垣旅行の帰路には那覇の牧志公設市場に立ち寄り、八百屋でカニステル、アテモヤ、島バナナなどを見つけて大喜びで購入した。 観光農園なら市場に出回らないような面白い果物があるだろう考えたのである。
入口入ってすぐ右の建物に入るとずらりと果物が並んでいた。スターフルーツ、アセロラなど比較的メジャーなものから、ケガキ、ピタンガ、ホワイトサポテなど始めて見るものまで様々。でも、思ったほどは置いてなかった。農園の方曰く、10月は果物の多くがオフシーズンで、夏場の方がた種類が豊富だし、味も良いとのことだった。
「あまりお勧めできるものがないんですが…」と言われたが、折角なのでケガキ(左写真)、ドラゴンフルーツ(赤肉)、スターフルーツ、グァバを購入した。それと、ホワイトサポテは時期外れで味が保証できないので、ということでただでいただいた。(後日ホワイトサポテを食べたが、確かに渋みがあってあまりおいしくなかった)
今回購入したものではケガキとグァバが初めて食べるものだった。グァバはジュースで飲んだことがあるから大体の味は知っていたが、ケガキの方は全くの未知。見た目はうぶ毛の生えた変てこな柿、と言ったところだが、中身は白くてクリーミー。身近なものでいうとバターに近い感覚だろうか、ほんのりと甘みがあってなかなか美味しかった。
14時半ごろ バラビドー観光農園発
次に於茂登岳を目指した。
この日は風が強かった。今回の旅行中は風の強い日が多かったが、この日は特に強風であった。自転車だったら向かい風でへとへとになっていただろう、原付にしてよかった。
15時ごろ 於茂登岳入口?着。
車が1台止まっていたが、それ以外に人は見当たらず。
原付を止め、於茂登岳への登山道と思われる道を徒歩で進んでいった。道はほとんどが山の北側で日当たりが悪く、ぬかるみが多かった。途中で道がよく分からなくなったし、目当てのチャイロマルバネクワガタもいなかったので30分ほどで引き返した。
原付に再び乗り、チャマルが落ちていないかなどを気にしながらゆっくり走った。途中でオキナワウラジロガシのドングリを拾ったり、日本最大のゴキブリ、ヤエヤママダラゴキブリの死骸を見つけたりしたが、チャマルは見つからなかった。
しばらく走ると大きな通りに出て、そのまま道なりに進んだところで「物産センター石垣島」を発見した。
物産センターはちんすこうや黒糖などを作っている工場に隣接しており、作りたての商品がたくさん置いてあった。ちんすこうと黒糖をお土産に買った。
物産センターのすぐ隣に「唐人墓」があった。唐人墓は、1850年頃に石垣島で亡くなった中国人労働者(苦力)が祀られている墓である。
簡単に説明すると、
「1852年、400人余りの苦力を乗せた米国船ロバート・バウン号が石垣島に座礁、乗っていた苦力達が島に上陸した。苦力は北米の労働者不足を補うために運ばれてきた、つまり奴隷であった。彼らは船内で蜂起して船長らを殺しており、米国からすれば罪人であった。米英の海軍が繰り返し来島し砲撃、逃げ込んだ苦力達は米英の兵士に射殺されたり、疫病、自殺などにより128人が犠牲となった。(172名は翌年に中国本土へ送還された)その後、島に点在していた墓を合祀慰霊するために、1971年に建立されたのが唐人墓である。」
詳しい内容は、僕が参考にした「日本人が知らない石垣島に残る唐人墓」や、「Wikipedia」などのwebページ、もしくは書籍をご覧になっていただきたいと思う。
17時ごろ 物産センター、唐人墓 発。
17時半ごろ
万勢岳の入口着。午前中とは違う側で、途中までは進めそうだった。道を登り始めてすぐ、奇妙な、金属的ともいえる鳴き声が響いてきた。
「もしかしてタイワンヒグラシか・・?」実際に鳴き声を聞いたことはなかったが、図鑑に書いてある聞きならしでは一番似ている種に思えた。しかし、あちこちから声が聞こえるものの、なかなか本体は見つからなかった。
しばらく探しまわり、ようやく声の主を発見した。やはりタイワンヒグラシであった。
タイワンヒグラシは日本では石垣島、西表島にのみ分布する。台湾にも分布しており、向こうでは「台湾騒蝉」というそうだ。確かに、近くで聞くと耳につんざくような音量、音質であった。
鳴き声は本土のヒグラシとは全く異なるのだが、見た目が少し似ているからこの名前がついたのだろうか。それとも夕方に鳴くという習性が似ているということなのだろのか。ヒグラシとの類縁関係はなく、世界最大のセミのテイオウゼミと同じ属と言われている。(You tubeに鳴き声をアップしました)
結局、ここでもチャイロマルバネクワガタは発見できなかった。しかし、旅の最後にタイワンヒグラシに出会えたことは非常に嬉しかった。
18時ごろ 南国屋に原付を返却。 お店の方に、無事乗れたことを報告。
宿に戻ってからすぐ、商店街や道沿いの商店でお土産を購入。
19時半 「まーさん道」で夕食 豆腐チャンプルー定食(確か)
店内には旅行者の名刺、航空券、メモ書きなどが所狭しと貼られている。この店には2月にも訪れて、自分の航空券を貼っていた。今回、偶然(いや故意に)同じ席に座ることとなり、貼ってあるのを確認することができた。
23時ごろ 就寝
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~原付で石垣島をぶらぶら~
8時ごろ起床
9時過ぎ
A&Wで朝食
10時ごろ
730交差点のすぐ近くのレンタルバイク屋の南国屋で50ccスクーター(原付)をレンタルした。
石垣島や西表島の公共交通は路線バスとタクシーである。しかし、路線バスはフリーパスを使えば非常に安くなるが、本数が少ないために行動範囲が限定される。またタクシーは自由に移動できるが高い。(といっても内地に比べれば随分と安いのだが)
となると、自分で移動手段を身につけるしかない。レンタカーが、荷物もたくさん入れられるし一番便利である、しかし僕は免許をまだ取っていなかったし、旅行計画を立ててから免許を取れるほどの期間がなかった。でも、原付なら1日で免許が取れるじゃないか!ということで、出かける2週間ほど前に原付の免許を取得した。
この旅行のために取ってと言ってもいい原付免許。西表島では結局自転車しか使わなかったから、この日が公道デビューであった。
南国屋の店員の方にアドバイスを受けながら原付にまたがった。しかし操作方法をすっかりど忘れして、エンジンの入れ方、方向指示機の使い方まで手取り足とり。店員のお姉さんには「本当に大丈夫?」と、心配されてしまった。
15分ほど裏道で運転方法を確認しながら走り、少し慣れたところで大通りに出てバンナ公園方面を目指した。
![]() |
| イワサキゼミ♂ |
まだ朝で、曇り空で気温が低かったためであろうか。イワサキゼミが低いところに止まっていて、近くによって写真を撮ったり、鳴いているところを動画で撮影することができた。(You tubeにアップしました)
30分ほど園内を散策し、駐車場に戻った。
この日の目当てのひとつはチャイロマルバネクワガタのメスであった。西表島でオスは見つけて何匹か捕まえていたのでメスも見つけたいと思っていたのだ。
まず万勢岳を目指したが、旅行の少し前の大雨で通行止めで行けず。やむなくバンナ岳の北側を回るように適当に移動した。
12時ごろ バンナ公園北口着。「バンナカフェ」で昼食 焼うどん(そばだったか?)注文。
食事後、隣接する「世界の昆虫館」を見学した。中にいらした職員の方に説明をしていただいた。ちなみに、バンナカフェ、世界の昆虫館ともに2011年4月に完成した新しい施設である。僕は2月にもバンナ公園を訪れたが、その時はまだ工事中であった。
13時前 バンナ公園発。 近くにあるバラビドー観光農園を目指した。途中、捕虫網を持つおじさんたちに出会った。なんと、西表島の竹盛旅館で一緒だった蝶屋の方たちであった。思いがけない再会となった。聞くと、イワサキタテハモドキなどを狙っているとのこと。イワサキタテハモドキの食草(あとで調べたところ、シソモドキという帰化植物のようだ)が生えていたので、幼虫がいないか一緒に探したり、しばらくお話したりして別れた。
13時半ごろ バラビドー観光農園着。
僕は果物、特に珍しいトロピカルフルーツが好きである。2月に西表、石垣旅行の帰路には那覇の牧志公設市場に立ち寄り、八百屋でカニステル、アテモヤ、島バナナなどを見つけて大喜びで購入した。 観光農園なら市場に出回らないような面白い果物があるだろう考えたのである。
入口入ってすぐ右の建物に入るとずらりと果物が並んでいた。スターフルーツ、アセロラなど比較的メジャーなものから、ケガキ、ピタンガ、ホワイトサポテなど始めて見るものまで様々。でも、思ったほどは置いてなかった。農園の方曰く、10月は果物の多くがオフシーズンで、夏場の方がた種類が豊富だし、味も良いとのことだった。
![]() |
| ケガキ(毛柿)。果肉は柿と似ても似つかぬクリーミーな食感 |
「あまりお勧めできるものがないんですが…」と言われたが、折角なのでケガキ(左写真)、ドラゴンフルーツ(赤肉)、スターフルーツ、グァバを購入した。それと、ホワイトサポテは時期外れで味が保証できないので、ということでただでいただいた。(後日ホワイトサポテを食べたが、確かに渋みがあってあまりおいしくなかった)
![]() |
| グァバジュース |
14時半ごろ バラビドー観光農園発
次に於茂登岳を目指した。
この日は風が強かった。今回の旅行中は風の強い日が多かったが、この日は特に強風であった。自転車だったら向かい風でへとへとになっていただろう、原付にしてよかった。
15時ごろ 於茂登岳入口?着。
車が1台止まっていたが、それ以外に人は見当たらず。
原付を止め、於茂登岳への登山道と思われる道を徒歩で進んでいった。道はほとんどが山の北側で日当たりが悪く、ぬかるみが多かった。途中で道がよく分からなくなったし、目当てのチャイロマルバネクワガタもいなかったので30分ほどで引き返した。
原付に再び乗り、チャマルが落ちていないかなどを気にしながらゆっくり走った。途中でオキナワウラジロガシのドングリを拾ったり、日本最大のゴキブリ、ヤエヤママダラゴキブリの死骸を見つけたりしたが、チャマルは見つからなかった。
しばらく走ると大きな通りに出て、そのまま道なりに進んだところで「物産センター石垣島」を発見した。
物産センターはちんすこうや黒糖などを作っている工場に隣接しており、作りたての商品がたくさん置いてあった。ちんすこうと黒糖をお土産に買った。
物産センターのすぐ隣に「唐人墓」があった。唐人墓は、1850年頃に石垣島で亡くなった中国人労働者(苦力)が祀られている墓である。
簡単に説明すると、
「1852年、400人余りの苦力を乗せた米国船ロバート・バウン号が石垣島に座礁、乗っていた苦力達が島に上陸した。苦力は北米の労働者不足を補うために運ばれてきた、つまり奴隷であった。彼らは船内で蜂起して船長らを殺しており、米国からすれば罪人であった。米英の海軍が繰り返し来島し砲撃、逃げ込んだ苦力達は米英の兵士に射殺されたり、疫病、自殺などにより128人が犠牲となった。(172名は翌年に中国本土へ送還された)その後、島に点在していた墓を合祀慰霊するために、1971年に建立されたのが唐人墓である。」
詳しい内容は、僕が参考にした「日本人が知らない石垣島に残る唐人墓」や、「Wikipedia」などのwebページ、もしくは書籍をご覧になっていただきたいと思う。
17時ごろ 物産センター、唐人墓 発。
17時半ごろ
万勢岳の入口着。午前中とは違う側で、途中までは進めそうだった。道を登り始めてすぐ、奇妙な、金属的ともいえる鳴き声が響いてきた。
「もしかしてタイワンヒグラシか・・?」実際に鳴き声を聞いたことはなかったが、図鑑に書いてある聞きならしでは一番似ている種に思えた。しかし、あちこちから声が聞こえるものの、なかなか本体は見つからなかった。
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| タイワンヒグラシ♂ |
タイワンヒグラシは日本では石垣島、西表島にのみ分布する。台湾にも分布しており、向こうでは「台湾騒蝉」というそうだ。確かに、近くで聞くと耳につんざくような音量、音質であった。
鳴き声は本土のヒグラシとは全く異なるのだが、見た目が少し似ているからこの名前がついたのだろうか。それとも夕方に鳴くという習性が似ているということなのだろのか。ヒグラシとの類縁関係はなく、世界最大のセミのテイオウゼミと同じ属と言われている。(You tubeに鳴き声をアップしました)
結局、ここでもチャイロマルバネクワガタは発見できなかった。しかし、旅の最後にタイワンヒグラシに出会えたことは非常に嬉しかった。
18時ごろ 南国屋に原付を返却。 お店の方に、無事乗れたことを報告。
宿に戻ってからすぐ、商店街や道沿いの商店でお土産を購入。
19時半 「まーさん道」で夕食 豆腐チャンプルー定食(確か)
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| 2月に貼った航空券。 |
23時ごろ 就寝
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2012年2月4日土曜日
西表島・石垣島旅行記 7日目
10月21日
~再び大富林道、南風見田、そして石垣島へ~
7時 起床
7時30分 朝食
9時 宿のレンタル自転車で昨日と同じく大富林道へ。大富林道入口から500メートルほどのゲート前に止めた。
この日の大富林道は午前中から小雨が降っていた。途中の浄水場を通過したあたりで雨雲の下を抜けることができた。
11時前 仲間川展望台着。
展望台から少し先にある「ウブンドルのヤエヤマヤシ群落」の展望所に行き、ヤエヤマヤシ群落を遠望した。
13時前 大富林道入口着。
大富共同組合売店で買い物。幻の泡盛と言われる「泡波」がちょうど売っていたのでそれを買ったり、他にもお土産用に沖縄そばや、この売店だけで売っているエコバッグを購入した。
共同売店とは、集落の人々が共同で出資し、運営している売店。(Wikipediaより) つまり、営利目的というよりも地域住民のための売店といった方が正確であるだようだ。
この形態の売店は、沖縄の島々に広く見られるそうだが、西表島では唯一である。島内の他の売店は個人経営の売店である(恐らく)。また、石垣島に見られるようなコンビニエンスストアの進出は見られない。
13時50分 昼食 「喫茶釣」にて牛そばを注文。
食後、自転車で南風見田の浜を目指した。
14時30分ごろ 南風見田の浜に到着した。僕は降られることはなかったが、浜の近くの道は通り雨により濡れていた。
南風見田の浜は、西表島の東南端、島の半周道路(県道215号線)の末端にある海岸である。
背後の林にはカンムリワシの姿を見ることもできた。
15時15分ごろ、南風見田の浜を出発。
出発して間もなく、道路わきの側溝の中にセマルハコガメを見つけた。(別記事にて詳しく紹介しています)
時々生物観察をしながら、
16時15分ごろ 竹盛旅館に到着。
しばし休憩したのち、蝶屋の方々と共に竹盛旅館の送迎車で大原港へ向かった。
17時 大原港発。 座った席の目の前に、自分が荷造りして旅館に預けておいた荷物が置いてあって面白かった。西表島と石垣島を結ぶのは船舶だけである。宅配物も人間も同じ船で運ばれる、というわけだ。
17時50分ごろ 石垣島着。
蝶屋の方々と途中まで歩き、「またお会いしましょう」と言って別れた。
18時 素泊まり宿 美ら宿(ちゅらやど)石垣島に到着。僕が泊まったのは個室タイプ。個室と言っても分厚いカーテンみたいなのもので(パーテーションか?)区切られているもので、上部は開放型になっていた。
荷物を置いて、商店街を軽く散策、ハンバーガー屋のA&Wにて夕食。
23時30分ごろ 就寝
大富林道で見かけた生物(無脊椎動物編)
林道を歩いているときに見かけた昆虫、クモなどの無脊椎動物を紹介します。旅行から時間がたち、記憶がかなりあいまいになってしまったので、写真に写っていたものを中心にしか名前をあげることができません。そのため実際にはここで挙げたよりもより多くの種がいたはずです。同定ができず、不明種が多いですがご了承ください。また、ここで写真で紹介できるのは本の一部の種類です。写真共有サイト(フォト蔵)にあげているので、よろしければ見てください。
軟体動物門
アオミオカタニシ
節足動物門
甲殻綱
ベンケイガニ、クロベンケイガニ?
クモ綱
・クモ目
オオジョロウグモ、ミナミアカイソウロウグモ?、ハエトリグモの仲間
・サソリモドキ目
タイワンサソリモドキ
(リンクが貼ってある記事は、クリックすると以前その種について書いた記事に飛びます。)
昆虫綱(分類には近年変更も見られるが、今回は「西表島フィールド図鑑 横塚眞己人著 実業之日本社」にしたがった)
鱗翅目
・アゲハチョウ科
ベニモンアゲハ、シロオビアゲハ、ヤエヤマカラスアゲハ、アオスジアゲハ、クロアゲハ?
・シロチョウ科
キチョウ
・シジミチョウ科
リュウキュウウラボシシジミ、ウラナミシジミ、不明種
・マダラチョウ科
スジグロカバマダラ、リュウキュウアサギマダラ
・タテハチョウ科
アオタテハモドキ、タテハモドキ、ヤエヤマムラサキ、スミナガシ、イシガケチョウ
・ジャノメチョウ科
マサキウラナミジャノメ
・セセリチョウ科
イチモンジセセリ、クロセセリ
鞘翅目
・クワガタムシ科
チャイロマルバネクワガタ
・カミキリムシ科
キボシカミキリ
膜翅目
・アナバチ科
コクロアナバチ
・トックリバチの一種→(ドロバチ科のハラナガスズバチと教えていただきました。)
・ベッコウバチの一種
・スズメバチ科
ツマグロスズメバチ
・ケブカハナバチ科
アオスジコシブトハナバチ
半翅目
・キンカメムシ科
ミヤコキンカメムシ
・ナガカメムシ科
ズグロナガカメムシ
・サシガメ科
ムツトゲサシガメ?
・セミ科
イワサキゼミ、ヤエヤマニイニイ
ハネナガウンカ科sp、ハゴロモ科sp
ナナフシ目
・ナナフシ科
アマミナナフシ
シロアリ目
シロアリsp
ゴキブリ目
不明種幼虫
直翅目
・キリギリス科
ヤエヤマヘリグロツユムシ、ササキリsp
・コオロギ科
フタホシコオロギ、マダラコオロギ
・ヒシバッタ科
ハネナガヒシバッタ
・バッタ科
イリオモテモリバッタ、ハネナガイナゴ
トンボ目
トンボ科
ハラボソトンボ、オオハラビロトンボ、オオシオカラトンボ、ヒメトンボ
⇐6日目 ・ 8日目⇒
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~再び大富林道、南風見田、そして石垣島へ~
7時 起床
7時30分 朝食
9時 宿のレンタル自転車で昨日と同じく大富林道へ。大富林道入口から500メートルほどのゲート前に止めた。
この日の大富林道は午前中から小雨が降っていた。途中の浄水場を通過したあたりで雨雲の下を抜けることができた。
11時前 仲間川展望台着。
展望台から少し先にある「ウブンドルのヤエヤマヤシ群落」の展望所に行き、ヤエヤマヤシ群落を遠望した。
13時前 大富林道入口着。
大富共同組合売店で買い物。幻の泡盛と言われる「泡波」がちょうど売っていたのでそれを買ったり、他にもお土産用に沖縄そばや、この売店だけで売っているエコバッグを購入した。
共同売店とは、集落の人々が共同で出資し、運営している売店。(Wikipediaより) つまり、営利目的というよりも地域住民のための売店といった方が正確であるだようだ。
この形態の売店は、沖縄の島々に広く見られるそうだが、西表島では唯一である。島内の他の売店は個人経営の売店である(恐らく)。また、石垣島に見られるようなコンビニエンスストアの進出は見られない。
13時50分 昼食 「喫茶釣」にて牛そばを注文。
食後、自転車で南風見田の浜を目指した。
南風見田の浜は、西表島の東南端、島の半周道路(県道215号線)の末端にある海岸である。
背後の林にはカンムリワシの姿を見ることもできた。
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| カンムリワシ |
15時15分ごろ、南風見田の浜を出発。
出発して間もなく、道路わきの側溝の中にセマルハコガメを見つけた。(別記事にて詳しく紹介しています)
時々生物観察をしながら、
16時15分ごろ 竹盛旅館に到着。
しばし休憩したのち、蝶屋の方々と共に竹盛旅館の送迎車で大原港へ向かった。
17時 大原港発。 座った席の目の前に、自分が荷造りして旅館に預けておいた荷物が置いてあって面白かった。西表島と石垣島を結ぶのは船舶だけである。宅配物も人間も同じ船で運ばれる、というわけだ。
17時50分ごろ 石垣島着。
蝶屋の方々と途中まで歩き、「またお会いしましょう」と言って別れた。
18時 素泊まり宿 美ら宿(ちゅらやど)石垣島に到着。僕が泊まったのは個室タイプ。個室と言っても分厚いカーテンみたいなのもので(パーテーションか?)区切られているもので、上部は開放型になっていた。
荷物を置いて、商店街を軽く散策、ハンバーガー屋のA&Wにて夕食。
23時30分ごろ 就寝
大富林道で見かけた生物(無脊椎動物編)
林道を歩いているときに見かけた昆虫、クモなどの無脊椎動物を紹介します。旅行から時間がたち、記憶がかなりあいまいになってしまったので、写真に写っていたものを中心にしか名前をあげることができません。そのため実際にはここで挙げたよりもより多くの種がいたはずです。同定ができず、不明種が多いですがご了承ください。また、ここで写真で紹介できるのは本の一部の種類です。写真共有サイト(フォト蔵)にあげているので、よろしければ見てください。
軟体動物門
アオミオカタニシ
節足動物門
甲殻綱
ベンケイガニ、クロベンケイガニ?
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| タイワンサソリモドキ |
・クモ目
オオジョロウグモ、ミナミアカイソウロウグモ?、ハエトリグモの仲間
・サソリモドキ目
タイワンサソリモドキ
(リンクが貼ってある記事は、クリックすると以前その種について書いた記事に飛びます。)
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| リュウキュウアサギマダラ |
昆虫綱(分類には近年変更も見られるが、今回は「西表島フィールド図鑑 横塚眞己人著 実業之日本社」にしたがった)
鱗翅目
・アゲハチョウ科
ベニモンアゲハ、シロオビアゲハ、ヤエヤマカラスアゲハ、アオスジアゲハ、クロアゲハ?
・シロチョウ科
キチョウ
・シジミチョウ科
リュウキュウウラボシシジミ、ウラナミシジミ、不明種
・マダラチョウ科
スジグロカバマダラ、リュウキュウアサギマダラ
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| スミナガシ(左)とイシガケチョウ(右) |
アオタテハモドキ、タテハモドキ、ヤエヤマムラサキ、スミナガシ、イシガケチョウ
・ジャノメチョウ科
マサキウラナミジャノメ
・セセリチョウ科
イチモンジセセリ、クロセセリ
![]() |
| チャイロマルバネクワガタ |
・クワガタムシ科
チャイロマルバネクワガタ
・カミキリムシ科
キボシカミキリ
膜翅目
・アナバチ科
コクロアナバチ
・トックリバチの一種→(ドロバチ科のハラナガスズバチと教えていただきました。)
・ベッコウバチの一種
・スズメバチ科
ツマグロスズメバチ
・ケブカハナバチ科
アオスジコシブトハナバチ
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| ミヤコキンカメムシ |
・キンカメムシ科
ミヤコキンカメムシ
・ナガカメムシ科
ズグロナガカメムシ
・サシガメ科
ムツトゲサシガメ?
・セミ科
イワサキゼミ、ヤエヤマニイニイ
ハネナガウンカ科sp、ハゴロモ科sp
ナナフシ目
・ナナフシ科
アマミナナフシ
シロアリ目
シロアリsp
ゴキブリ目
不明種幼虫
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| イリオモテモリバッタ |
・キリギリス科
ヤエヤマヘリグロツユムシ、ササキリsp
・コオロギ科
フタホシコオロギ、マダラコオロギ
・ヒシバッタ科
ハネナガヒシバッタ
・バッタ科
イリオモテモリバッタ、ハネナガイナゴ
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| オオハラビロトンボ |
トンボ科
ハラボソトンボ、オオハラビロトンボ、オオシオカラトンボ、ヒメトンボ
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