10月中旬の西表島と、石垣島の郊外はどこへ行ってもイワサキゼミの鳴き声で溢れていた。
イワサキゼミは秋を告げるセミとして有名なツクツクボウシと同じMeimura属に属するセミ。
発生時期は8月~12月と、日本産のセミで最も遅くまで鳴く種である。場合によっては年明けまで鳴くこともあるらしい。
鳴き声は、僕には「ゲーツ、ゲーツ、ツクツクツク…」という風に聞こえた。ただし、図鑑やwebサイトによって様々な聞きならしが書かれているから、僕の書いた鳴き方が実際の声を正確に表せているわけではないと思う。
石垣島のバンナ公園では、羽化してすぐらしいメス(お尻の産卵管が目立つ)と、その抜け殻をまじかに観察することができた。
緑色を基調とした複雑な模様が美しいセミである。
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