旅行と前回の更新から1年以上が経ってしまいました。
記憶があやふやなところがありますが、続きを書きます。
11月30日
この日は、フェルテベントゥーラ島からグラン・カナリア島経由でラ・パルマ島に移動した。
朝焼けの中、ホテル(H10 Tindaya)を出発。
50分ほど高速道路を走り、レンタカー会社の近くのガソリンスタンド(Gasolinera Mederos)で給油、8時半ごろにレンタカーを返却した。
自分たちを含めて数組がシャトルバスに乗り、空港へ。
チェックイン後、ターミナル内の売店を見て回る。
フェルテベントゥーラ島で生産されるアロエベラ製品などを扱うお店(Aloe Vera Exclusive)にて、バルサミコ酢を購入。店員さんはとても親切な人だった。
10時50分ごろ、予定時刻から10分ほど遅れてグラン・カナリア行きのカナリーフライ航空(Canaryfly)、PM806便に搭乗。
窓が傷だらけ…
グラン・カナリア島はカナリア諸島で3番目に大きく、人口が2番目に多い島である。今回は飛行機乗り継ぎのために一瞬降り立っただけ。
乗り継ぎ時間が短かったので、荷物が無事に次便に載っているのか不安に思いながら搭乗開始。ちょうど、貨物室の入り口から僕たちのキャリーバッグが仲良く並んでいるのが見えて安心した。
さて、飛行機に乗ったところ、先ほどの機内でも見た気がするCAさんが、にこやかに出迎えてくれた。
CAさんも乗り継いだんだな、と思いながら座席に座ると、窓の傷が前便で見たのとそっくりである。さらに、座席ポケットの中のもの(詳細は忘れてしまったけれど)がさっきと全く同じ!ラ・パルマ行きの飛行機は、なんとフェルテベントゥーラ島から乗ったものと同じ(ついでに席も同じ)だったのである。荷物も"無事に次便に載った"のではなく、単に同じ機体に載ったままだったということだ。
レンタカー会社(TopCar)の窓口で案内を受けて、空港の地下駐車場へ車を取りに行った。
比較的コンパクトなフォルクスワーゲンのゴルフ(または類似する車種)を予約していたのだが、渡されたのは大きなシトロエンのベルランゴ(Berlingo)。地下駐車場内は狭く、壁に擦らないかひやひやしながら出発した。
食べたのは、タコのから揚げと焼いたチーズ?(写真)、パン、クロケット、Crema de piña(パイナップルが入った、あまり冷たくないクリームのデザート)、Crema de limón(同じく、レモン味のデザート)。どれも美味しく、値段も安くて大満足だった。
しばらく寛いだ。
15時半ごろ、今日の宿がある島西部のタサコルテ(Tazacorte)へ向けて出発した。
調べると、Rumex lunaria L. という種だと分かった。カナリア諸島では、さまざまな植物分類群で草本から木本への進化が見られることは知っていたが、スイバの仲間まで木になっているとは… とても驚いた。
小学生の頃に育てていた植物なので、自生の姿を見れてとてもうれしかった。
Artemisia thuscula Cav.(キク科ヨモギ属)と思われる低木も見られた。
Mirador de La Cumbreという展望所で駐車。
Persea indica (L.) Spreng.(クスノキ科)
間近に観察することができた。アボカドと同属で、日本のタブノキに似た葉をしている。
他にも数種の植物を観察した(アエオニウムは見当たらなかった)。
宿のチェックインなどもあるので、10分弱で出発した。
島の東西での森林の違いには、北東貿易風が大きく影響している。貿易風の風上の東向き斜面は、雲霧によって湿潤な環境となり、ラウリシルバが成立する。一方、風下の西向き斜面は乾燥しており、Pinus canariensis 林が成立する。
スーパーマーケット(SPAR El Paso)で買い物。
バナナ畑の中を通る。この日の宿Hotel Hacienda de Abajoに到着した。
外壁には、カナリア諸島を代表する花、Canaria canariensis が描かれている。
オーナーが「あなたたちは気に入ると思うわ」と案内してくれた客室には、東洋風の大きな絵画が飾られていた。どうやら、アジア人の僕たちが好きそうな(?)部屋を選んでくれたようだ。
サハラ砂漠からの砂ぼこりのためか、空はやや霞んでいた。ラ・パルマ島は星空観察に適していることで知られるが、今日は条件が良くなさそうである。
値段の高さに一瞬たじろいでしまったが、折角なのでここで食べることにした。
頼んだメニューはいずれも創作料理で、美しい食器と相まってとても美味しかった。
カナリア諸島固有の Tarentola delalandii というヤモリの幼体だと思う。















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