2011年8月20日土曜日

トリカブト

河童橋からほど近く、上高地を貫く梓川の支流の清水川沿いでトリカブトが見ることができた。上高地に生育するのは、ヤチトリカブトという種らしい。その後、別の場所でも数多く生育しているのが確かめられた。川沿いなど湿った場所を好むようだ。
トリカブトは有名な毒草である。根が特に毒性が強く、花粉にまで毒が含まれるという。何と危険な植物だろうと思ってしまう。








マルハナバチ
トリカブトの花は非常に面白い形をしている。まるで宇宙人みたい、といったところだろうか。観察しているとトリカブトの花にマルハナバチが多数やってくる。そしてマルハナバチが花粉や蜜を得ようと花に頭を突っ込むと、ハチと花の形がうまい具合にフィットしているようだった。どうやらトリカブトとマルハナバチは共生関係にあるらしい。
ところでマルハナバチはトリカブトの毒にあたらないのだろうか。単にマルハナバチには影響しないのか、それとも実際には花粉には毒がないのか。気になるところである。








真ん中の花にマルハナバチがいる。



















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