もう35年も前に出版された本である。足田輝一さんが朝日新聞を退社したのちに書かれたもので、舞台は西日本や海外にも及ぶがほとんどが東京都内。農工大に通う身として身近な高尾山や、稲城、片倉など武蔵野の雑木林の自然が多く取り上げられている。
武蔵野の景観を形作ってきた雑木林や草原(二次的植生)は、高度経済成長以後急速に開発され、また薪炭などとしての利用がなされなくなって遷移が進行しつつある。近頃は身近な自然(里山)を守ろう、という動きが目立ちつつあるが、足田さんはもう40年近くも前に雑木林などの素晴らしさについて触れているのである。
足田さんが本書の中で描いた自然は今どうなっているのだろうか。自分の目で確かめなければ、と思う。
2013年1月22日火曜日
2013年1月5日土曜日
1月5日 水田雑草の観察
1月5日
家族との散歩のついでに藤沢市内の水田の植物を観察した。この時期は大抵の種が花を付けていないので、なかなか種類が特定できなくて難儀する。花期の姿が載った図鑑は多いものの、幼植物の段階が載っている図鑑はあまりない。
春先に花が咲いた状態を観察して、来年からはきちんと同定できるようになりたい。
タネツケバナ Cardamine scutata (アブラナ科)
水田内のあちこちに生育していた。花期は春のはずだが、開花している株も多かった。
スズメノカタビラ Poa annua (イネ科)
タネツケバナと並んで多く見られた種。こちらは開花しているものは少なかった。多くのイネ科と同じくあまりぱっとしない花だが、拡大してみると紫に色づいて意外ときれいだ。
ヒロクチゴケ Physcomitrium eurystomum (ヒョウタンゴケ科)
ヒロクチゴケ、でいいと思うが、アゼゴケなどの類似種もあるそうだ。僕にとってコケはほとんど未知の領域である。
胞子体(コケの花)は、みずみずしく、よく見る他の蘚類(といっても具体的な種が挙げられないが・・・)の胞子体に比べて弱々しいように見えた。周囲にはしぼんだような胞子体や、柄だけになったものも多く見られた。蘚類の胞子体は頭の帽子がぱかりと外れてそこから胞子が飛び出すイメージがあるが、この種はどのように胞子を散布するのだろうか。
他に水田内で観察した種。 ・オランダガラシ ・セリ ・ノミノフスマ ・タガラシ ・キツネノボタン
昨年春(5月)に観察した時には、カワヂシャ、オオカワヂシャ、ムシクサ、スズメノテッポウなども観察できたので、これらの幼植物も既に芽生えていたかもしれないが、分からなかった。
近くの遊水地を歩いたところ、環境省のレッドデータで準絶滅危惧種に指定されているタコノアシ Penthorum chinense
の群生を見ることができた。既にほとんど種子を散布し終えて枯れていたが、「蛸の足」の由来になった花序の形状が印象的だった。
ちなみにこの種はユキノシタ科に分類されたり、ベンケイソウ科に分類されたりと、なんの仲間なのか様々な説があり、DNAの解析による分類では独立したタコノアシ科として扱われるそうだ。
家族との散歩のついでに藤沢市内の水田の植物を観察した。この時期は大抵の種が花を付けていないので、なかなか種類が特定できなくて難儀する。花期の姿が載った図鑑は多いものの、幼植物の段階が載っている図鑑はあまりない。
春先に花が咲いた状態を観察して、来年からはきちんと同定できるようになりたい。
タネツケバナ Cardamine scutata (アブラナ科)
水田内のあちこちに生育していた。花期は春のはずだが、開花している株も多かった。
スズメノカタビラ Poa annua (イネ科)
タネツケバナと並んで多く見られた種。こちらは開花しているものは少なかった。多くのイネ科と同じくあまりぱっとしない花だが、拡大してみると紫に色づいて意外ときれいだ。
ヒロクチゴケ Physcomitrium eurystomum (ヒョウタンゴケ科)
ヒロクチゴケ、でいいと思うが、アゼゴケなどの類似種もあるそうだ。僕にとってコケはほとんど未知の領域である。
胞子体(コケの花)は、みずみずしく、よく見る他の蘚類(といっても具体的な種が挙げられないが・・・)の胞子体に比べて弱々しいように見えた。周囲にはしぼんだような胞子体や、柄だけになったものも多く見られた。蘚類の胞子体は頭の帽子がぱかりと外れてそこから胞子が飛び出すイメージがあるが、この種はどのように胞子を散布するのだろうか。
他に水田内で観察した種。 ・オランダガラシ ・セリ ・ノミノフスマ ・タガラシ ・キツネノボタン
昨年春(5月)に観察した時には、カワヂシャ、オオカワヂシャ、ムシクサ、スズメノテッポウなども観察できたので、これらの幼植物も既に芽生えていたかもしれないが、分からなかった。
近くの遊水地を歩いたところ、環境省のレッドデータで準絶滅危惧種に指定されているタコノアシ Penthorum chinense
の群生を見ることができた。既にほとんど種子を散布し終えて枯れていたが、「蛸の足」の由来になった花序の形状が印象的だった。
ちなみにこの種はユキノシタ科に分類されたり、ベンケイソウ科に分類されたりと、なんの仲間なのか様々な説があり、DNAの解析による分類では独立したタコノアシ科として扱われるそうだ。
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2013年1月1日火曜日
12月31日 鎌倉の海岸を歩く
今年も残すところあと1日となりました。来年も有意義な1年にしたいと思います。
飼育しているハチジョウナナフシ(飼育記はこちら)のエサのカジイチゴを探しに鎌倉方向に出かけた。カジイチゴは僕の住む藤沢の沖積地には少なく、江の島から東の岩地(三浦層群、葉山層群)に多いようである。
目的のカジイチゴは手に入れ、海岸の植物を観察することにした。
点々と生えていたハマオモト(ハマユウ)。生育していた場所からして自生と思われるがちょっと分からない。家の周りでよく植栽されている植物でもある。
こちらはハマエンドウ。神奈川では減少傾向にある種だそう。春には花が楽しめるだろう。
幅20メートルくらいにまとまって生育していた。あとで調べてみると、現在鎌倉市自生地は一つだけとのこと。ということは恐らく、僕が観察した群落がそれということなのだろう。
砂浜の幅はかなり狭い。仮に台風による高波や津波に襲われたら群落ごと破壊されてしまうのではないだろうかと不安である。
ヤツデの花。ハエが来ていた。
イソギク。
見つけた植物。(分類は新エングラー体系に従います) ・イネ科sp(イネ科など勉強しなくては・・・) ・ハマスゲ(カヤツリグサ科) ・ハマオモト(ヒガンバナ科) ・クサスギカズラ?(ユリ科) ・ヤマグワ(クワ科) ・ラセイタソウ(イラクサ科) ・ヒメツルソバ(タデ科)(帰化種) ・ツルナ(ハマミズナ科) ・オシロイバナ(オシロイバナ科)(帰化種) ・シロザ(アカザ科) ・タブノキ(クスノキ科) ・シロダモ(クスノキ科) ・ヤブニッケイ(クスノキ科) ・アオツヅラフジ(ツヅラフジ科) ・ハマダイコン(アブラナ科) ・トベラ(トベラ科) ・テリハノイバラ(バラ科) ・カジイチゴ(バラ科) ・ナワシロイチゴ(バラ科) ・ハマエンドウ(マメ科) ・マサキ(ニシキギ科) ・ツルウメモドキ(ニシキギ科) ・マルバグミ(グミ科) ・ヤツデ(ウコギ科) ・カクレミノ(ウコギ科) ・ボタンボウフウ(セリ科) ・アシタバ(セリ科) ・ハマボッス(サクラソウ科) ・ハマサオトメカズラ(アカネ科)・ハマヒルガオ(ヒルガオ科) ・イワダレソウ(クマツヅラ科) ・イヌホオズキsp(ナス科) ・クコ(ナス科) ・トウオオバコ(オオバコ科) ・スイカズラ(スイカズラ科) ・イソギク(キク科) ・ハナイソギク?(雑種の可能性)(キク科) ・ツワブキ(キク科) ・キク科sp(ハマコンギク?)
書いているうちに日付を跨いでしまいました。明けましておめでとうございます。 今年は植生関係の研究室で研究をする、ということで、本腰を入れて植物を学んでいきたいと思います。
飼育しているハチジョウナナフシ(飼育記はこちら)のエサのカジイチゴを探しに鎌倉方向に出かけた。カジイチゴは僕の住む藤沢の沖積地には少なく、江の島から東の岩地(三浦層群、葉山層群)に多いようである。
目的のカジイチゴは手に入れ、海岸の植物を観察することにした。
点々と生えていたハマオモト(ハマユウ)。生育していた場所からして自生と思われるがちょっと分からない。家の周りでよく植栽されている植物でもある。
こちらはハマエンドウ。神奈川では減少傾向にある種だそう。春には花が楽しめるだろう。
幅20メートルくらいにまとまって生育していた。あとで調べてみると、現在鎌倉市自生地は一つだけとのこと。ということは恐らく、僕が観察した群落がそれということなのだろう。
砂浜の幅はかなり狭い。仮に台風による高波や津波に襲われたら群落ごと破壊されてしまうのではないだろうかと不安である。
ヤツデの花。ハエが来ていた。
イソギク。
見つけた植物。(分類は新エングラー体系に従います) ・イネ科sp(イネ科など勉強しなくては・・・) ・ハマスゲ(カヤツリグサ科) ・ハマオモト(ヒガンバナ科) ・クサスギカズラ?(ユリ科) ・ヤマグワ(クワ科) ・ラセイタソウ(イラクサ科) ・ヒメツルソバ(タデ科)(帰化種) ・ツルナ(ハマミズナ科) ・オシロイバナ(オシロイバナ科)(帰化種) ・シロザ(アカザ科) ・タブノキ(クスノキ科) ・シロダモ(クスノキ科) ・ヤブニッケイ(クスノキ科) ・アオツヅラフジ(ツヅラフジ科) ・ハマダイコン(アブラナ科) ・トベラ(トベラ科) ・テリハノイバラ(バラ科) ・カジイチゴ(バラ科) ・ナワシロイチゴ(バラ科) ・ハマエンドウ(マメ科) ・マサキ(ニシキギ科) ・ツルウメモドキ(ニシキギ科) ・マルバグミ(グミ科) ・ヤツデ(ウコギ科) ・カクレミノ(ウコギ科) ・ボタンボウフウ(セリ科) ・アシタバ(セリ科) ・ハマボッス(サクラソウ科) ・ハマサオトメカズラ(アカネ科)・ハマヒルガオ(ヒルガオ科) ・イワダレソウ(クマツヅラ科) ・イヌホオズキsp(ナス科) ・クコ(ナス科) ・トウオオバコ(オオバコ科) ・スイカズラ(スイカズラ科) ・イソギク(キク科) ・ハナイソギク?(雑種の可能性)(キク科) ・ツワブキ(キク科) ・キク科sp(ハマコンギク?)
書いているうちに日付を跨いでしまいました。明けましておめでとうございます。 今年は植生関係の研究室で研究をする、ということで、本腰を入れて植物を学んでいきたいと思います。
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2012年11月30日金曜日
虫こぶからハチが羽化しました(クヌギハケタマバチ?)
11月30日
虫こぶの一種、クヌギハケタマフシ(以前の記事で紹介しました)を入れたケースを見たら小さな黒いハチが歩き回っていた。虫こぶを確認してみると、ひとつに新しい穴があいていた。虫こぶから発生したということで間違いなさそうだ。
これが、虫こぶから発生したハチである。体長は約3mm、翅を入れると5mmくらい。思っていたよりは大きいな、というのが第一印象だった。
側面から見た様子。腹は随分と丸っこい。
ところで、このハチは虫こぶを作ったクヌギハケタマバチなのだろうか?調べてみると、虫こぶにさらに寄生するハチも存在するらしい。インターネットで軽く検索した限りではこのハチがクヌギハケタマバチなのか、別の種類なのかは分からなかった。
明日辺りにでも、大学の図書館の図鑑で載っているかどうか調べてみようと思う。
虫こぶの一種、クヌギハケタマフシ(以前の記事で紹介しました)を入れたケースを見たら小さな黒いハチが歩き回っていた。虫こぶを確認してみると、ひとつに新しい穴があいていた。虫こぶから発生したということで間違いなさそうだ。
これが、虫こぶから発生したハチである。体長は約3mm、翅を入れると5mmくらい。思っていたよりは大きいな、というのが第一印象だった。
側面から見た様子。腹は随分と丸っこい。
ところで、このハチは虫こぶを作ったクヌギハケタマバチなのだろうか?調べてみると、虫こぶにさらに寄生するハチも存在するらしい。インターネットで軽く検索した限りではこのハチがクヌギハケタマバチなのか、別の種類なのかは分からなかった。
明日辺りにでも、大学の図書館の図鑑で載っているかどうか調べてみようと思う。
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2012年11月23日金曜日
トホシテントウの越冬形態は?
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| 白っぽくなっているのがトホシテントウの食痕 |
キカラスウリTrichosanthes kirilowii var. japonicaはウリ科の多年草。カラスウリに似ているが葉の毛はまばらで光沢があることで区別できる。
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| 成虫 |
トホシテントウEpilachna admirabillisはテントウムシの仲間としては珍しく、ウリ科植物をエサにする植物食性の種である。翅に10個の大きな黒い斑点があることからこの名がついた。ナス科植物の害虫として有名なオオニジュウヤホシテントウなどが近縁である。
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| 大きさの違う3匹。 |
今回観察したところ、成虫は1匹だけしか見られずほとんどが幼虫だった。(トホシテントウの幼虫はナナホシテントウなどの幼虫とは似ても似つかぬトゲだらけの姿)
しかも幼虫の大きさはまちまち。テントウムシの幼虫は4齢幼虫まであるらしいから、今回見たのは2~4齢幼虫なのだと思う。
観察した時は蛹や成虫で越冬するものだと思っていたから、小さい幼虫たちはまもなく食草が枯れてしまうのにどうするのだろうか、このまま死んでしまうのだろうか、などと考えていたが、あとで調べてみたらトホシテントウは幼虫で越冬する種だとのことで、一応納得した。
それにしても小さな幼虫たちはうまく冬を乗り切れるのだろうか?小さい個体も沢山見られたから恐らく大丈夫なのだと思うけれど、ちょっと心配にも思う。 それと、1匹だけいた成虫はどうなるのだろう。単なる生き残りでやはり冬には死んでしまうのだろうか。
2012年11月18日日曜日
11月16日 多摩丘陵にて
友人とともに京王線の平山城址公園駅から坂を上り、晩秋の雑木林を歩いた。
さすがに11月中旬ともなると花はほとんど見られなかった。咲いていたのはキク科のシロヨメナ(イナカギク?)やメナモミ、タデ科のアキノウナギツカミくらい。また、ヤマツツジとタチツボスミレが狂い咲きしていた。
あちこちで目立っていたのが、ノササゲ(左写真)、それにタンキリマメ。
どちらもマメ科のつる性草本である。マメ科にしては随分と鮮やかなサヤとタネを付ける。これは、鮮やかな見た目で鳥に運んでもらう戦略なのだ、と本には書いてあった。マメ科だから当然乾いて硬い種子なわけで、見た目だけ美味しそうにして鳥を騙そうということらしい。
僕と友人の狙いは木の実であった。しかしそれもほとんど見つからず、あったのはガマズミ、ナツハゼ、ムラサキシキブくらい。
ガマズミは酸味が強かったがなかなか美味しかった。ナツハゼはブルーベリーと同じスノキ属(Vaccinium)なので期待していたのだがかなり渋かった。それでも皮を食べなければ酸味は強いものの渋みはあまりなく、まあまあといったところ。ムラサキシキブは無味無臭。 いずれの果実もとても小さなもので腹の足しにはならなかったが、それなりに楽しむことができた。今度はアケビなども食べてみたいものだ。
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| タンキリマメ |
あちこちで目立っていたのが、ノササゲ(左写真)、それにタンキリマメ。
どちらもマメ科のつる性草本である。マメ科にしては随分と鮮やかなサヤとタネを付ける。これは、鮮やかな見た目で鳥に運んでもらう戦略なのだ、と本には書いてあった。マメ科だから当然乾いて硬い種子なわけで、見た目だけ美味しそうにして鳥を騙そうということらしい。
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| アキノウナギツカミ(殆ど実になっている) |
僕と友人の狙いは木の実であった。しかしそれもほとんど見つからず、あったのはガマズミ、ナツハゼ、ムラサキシキブくらい。
ガマズミは酸味が強かったがなかなか美味しかった。ナツハゼはブルーベリーと同じスノキ属(Vaccinium)なので期待していたのだがかなり渋かった。それでも皮を食べなければ酸味は強いものの渋みはあまりなく、まあまあといったところ。ムラサキシキブは無味無臭。 いずれの果実もとても小さなもので腹の足しにはならなかったが、それなりに楽しむことができた。今度はアケビなども食べてみたいものだ。
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| キッコウハグマの実 |
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2012年11月4日日曜日
クヌギクチナガオオアブラムシ(補足の観察)
前回紹介したクヌギクチナガオオアブラムシについての補足になります。
なかなかクヌギの幹から離れてくれない、と書いたが、後日再びつついてみたら何匹かが落ちた。それを捕まえたのがこの写真である。(手の平が拡大されて恥ずかしいですが・・・) 非常に口吻が長いのがお分かりいただけるだろうか。
写真だと分かりづらいと思うので、ペイントで図にしてみた。
少し口の長さを誇張して書いてしまったが、大体このような感じでいいと思う。
観察した個体が幼体だから、成体に当てはまるのかは分からないが、口の長さは体長の4倍くらいはありそうである。 口吻が長いとは聞いていたが、さすがにここまでのものだとは思わなかった。
ところで、幹から離れたアブラムシは再び幹に口を刺すことができるのだろうか。できるとしたら、どのように行うのだろうか。これだけ長いと足を踏ん張って刺すことができない気がするが、カイガラムシと違ってしっかりとした移動能力を持つのだから何かしらの方法があるのだろうと思う、しかし見当がつかない。
なかなかクヌギの幹から離れてくれない、と書いたが、後日再びつついてみたら何匹かが落ちた。それを捕まえたのがこの写真である。(手の平が拡大されて恥ずかしいですが・・・) 非常に口吻が長いのがお分かりいただけるだろうか。
写真だと分かりづらいと思うので、ペイントで図にしてみた。
少し口の長さを誇張して書いてしまったが、大体このような感じでいいと思う。
観察した個体が幼体だから、成体に当てはまるのかは分からないが、口の長さは体長の4倍くらいはありそうである。 口吻が長いとは聞いていたが、さすがにここまでのものだとは思わなかった。
ところで、幹から離れたアブラムシは再び幹に口を刺すことができるのだろうか。できるとしたら、どのように行うのだろうか。これだけ長いと足を踏ん張って刺すことができない気がするが、カイガラムシと違ってしっかりとした移動能力を持つのだから何かしらの方法があるのだろうと思う、しかし見当がつかない。
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