2012年11月18日日曜日

11月16日 多摩丘陵にて

友人とともに京王線の平山城址公園駅から坂を上り、晩秋の雑木林を歩いた。
タンキリマメ
さすがに11月中旬ともなると花はほとんど見られなかった。咲いていたのはキク科のシロヨメナ(イナカギク?)やメナモミ、タデ科のアキノウナギツカミくらい。また、ヤマツツジとタチツボスミレが狂い咲きしていた。
あちこちで目立っていたのが、ノササゲ(左写真)、それにタンキリマメ。
どちらもマメ科のつる性草本である。マメ科にしては随分と鮮やかなサヤとタネを付ける。これは、鮮やかな見た目で鳥に運んでもらう戦略なのだ、と本には書いてあった。マメ科だから当然乾いて硬い種子なわけで、見た目だけ美味しそうにして鳥を騙そうということらしい。
アキノウナギツカミ(殆ど実になっている)

僕と友人の狙いは木の実であった。しかしそれもほとんど見つからず、あったのはガマズミ、ナツハゼ、ムラサキシキブくらい。
ガマズミは酸味が強かったがなかなか美味しかった。ナツハゼはブルーベリーと同じスノキ属(Vaccinium)なので期待していたのだがかなり渋かった。それでも皮を食べなければ酸味は強いものの渋みはあまりなく、まあまあといったところ。ムラサキシキブは無味無臭。 いずれの果実もとても小さなもので腹の足しにはならなかったが、それなりに楽しむことができた。今度はアケビなども食べてみたいものだ。





キッコウハグマの実


















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