2011年12月28日水曜日

西表島・石垣島旅行記 2日目

2日目
10月16日
~石垣島から西表島へ~

石垣島の天候は曇り。風が強く肌寒かった。
8時ごろ宿をチェックアウト。朝食のため店を探す。が、どこも開いていない。どうやら24時間営業の店はコンビニ以外存在しないようだった。島の朝は少し遅いようであった。
花札なんぞやったことがない
やっとのことでモーニングサービスの看板のある店を発見。入店したが、中ではおっさんたちが酔いつぶれて爆睡中。机が電子版の花札や麻雀になっていて、どうやら地元の人の夜の遊び場であるらしかった。
少々気まずい感じであったが、他に食べるところもないようだったので、ハムサンドを注文。(美味しかったです)


フクギの実。ガス臭がする。
食事後、10時まで付近を散策。フクギやキダチアサガオなどを見た。フクギは沖縄では代表的な街路樹。ちょうど果期を迎えていた。このフクギ、トロピカルフルーツで有名なマンゴスチンと同じ属の木である。しかし、実はガスとかガソリンに形容できるような臭いを放ち、食べられるシロモノではないようだ。(食べられる、と書いてある本もあったが…)
10時に図書館が開館したので、しばらく中で読書。
西表島への船へ乗るために離島ターミナルへ向かう。途中、クロマダラソテツシジミなどを見た。

西表島へは船でしか行けない。航路は2通りあり、ひとつが東部の大原港へ、もうひとつが西部の上原港へ、である。僕が西表で泊まる宿は上原港のすぐ近く、だから上原行きの船に乗る予定だった。しかし、外洋を通る上原行きは波が高かったために欠航となっていた。(波高3メートルが欠航の目安らしい)
そのため、今回は大原行きの船に乗り、そこから送迎バスで上原に行くという形になった。上原行きのほうが若干船賃が高いから、大原から送迎しても割に合うのだろう。
ちなみに大原行きはサンゴ礁に囲まれた波の穏やかな内海を通るため、めったに欠航しないそうである。


送迎バス
12:00離島ターミナル発、
12:40大原港着
西表島は雨であった。風も強く、肌寒かった。(気象庁を参考にすると最高25℃に達しなかったよう)
親からのメールで地元神奈川は30℃になったというから、南国西表島のほうが気温が低いという面白いことになっていたようだ。
13:45送迎バスで上原港着
13:55 宿 カンピラ荘着。
カンピラ荘は2月の旅行でも泊まった宿である。

宿に荷物を置き、昼食に。
新八食堂で野菜そばを注文。

その後、まるまビーチ、ヒナイビーチといった近場の浜でビーチコーミング。浜は雨交じりの強風で傘がさせないほど。海は荒れ、木はざわめき、ひとりで歩くには少々さびしい雰囲気であった。2時間ほどかけてモダマ、ニッパヤシ、サキシマスオウノキなどの漂着種子を拾った。海岸林内からはイワサキゼミの「ゲーツ、ゲーツ」という声が響いてきて、西表に来たことを実感。

宿に戻り夕飯。23時ごろ就寝。


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