友人たちと3人で高尾山へ行った。
ちょうど夏場でそんなに花は見られないだろうと思っていたが、そんなことはなく、様々な花々を見ることができた。(それについてはまた別に紹介しようと思います。)
特に多く見られたのがオカトラノオであった。
オカトラノオ(Lysimachia clethroides)は、サクラソウ科オカトラノオ属の多年生草本。
日当たりのよい草地などに生えるとのこと。
曇りがちの天気だったが、昆虫たちが集まってきていた。
その中で特に目を引いたのがこれ。
シマサシガメ (Sphedanolestes imoressicollis ) である。
似た姿のヤニサシガメやヨコヅナサシガメは何度も見たことがあったが、本種をしっかり確認したのは今回が初めてかもしれない。
他のサシガメと同様に、小さな昆虫を捕食する肉食性カメムシである、と図鑑には書いてあった。僕もてっきり花にやってくる虫を狙っているのだと思ったのだが・・・。
写真をよく見ていただきたい。オカトラノオの花の蜜を吸っていることが分かるだろうか。
これはまぐれではないと思う。写真を撮る前にも何度も花の蜜を吸うような行動をとっていた。(もっとも、中に虫がいたというおちを否定できるわけではないが。)
肉食のシマサシガメがなぜ花の蜜を吸っていたのか。単なる水分補給のためなのか、それともある程度の雑食傾向を持っているのか。このような行動をとるという記述は見当たらなかったので興味深い。
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