セブンシスターズの丘上から見たCuckmere川の河口付近。礫(れき)からなる浜が成立し、その後背には塩沼地が広がっている。
礫浜植生を構成するのは、大型草本やつる植物などである。
Crambe maritima(Brassicaceae アブラナ科)
英名はSea Kaleで、大柄なケールのような姿をしている。食味は薄塩味のキャベツといった感じ。野菜として栽培されることもあるらしい。
ツノゲシGlaucium flavum(Papaveraceae ケシ科)
セイヨウヤマホロシSolanum dulcamara(Solanaceae ナス科)
日本のヤマホロシによく似ていて、変種関係とする見解も。
ベラドンナAtropa belladonna(Solanaceae ナス科)
後背地は礫が移動せず安定している。地衣類やコケ植物が多い。出現する植物もがらりと変わり、どちらかといえば崖上の草原に種組成が似ている。
セリバオオバコ?Plantago coronopus ?(Plantaginaceae オオバコ科)
小型のオオバコで葉が切れ込む。セリバオオバコだと思うが、別種かもしれない。
キク科の何か
CrepisかHypochoeris、Leontodon、Hieraciumの各属のいずれかだと思うが、今のところ検討がついていない。
Festuca sp. (Poaceae イネ科)
周りにはコケや地衣類も生えている。
オウシュウマンネングサSedum acre(Crussulaceae ベンケイソウ科)
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