2017年3月14日火曜日

ニュージーランドで見た蝉(セミ) Some cicadas watched in the North Island of New Zealand

3月上旬

ニュージーランド北島にて。
島の北西部の海岸部を訪れると、辺りはセミの声に包まれていた。

北島では、海岸部に限らず内陸の森林、さらには最大都市オークランドの市街地でも多くのセミの鳴き声を聞くことができた。聞いた限りでは比較的単調な鳴き方で、日本のセミで例えるとニイニイゼミやイワサキゼミなどに近い印象を受けた。

webサイト(リンク)を参考にすると、ニュージーランドには42種のセミが生息し、全て固有種らしい。日本のセミは35種1亜種とのこと(リンク先参照)なので、日本よりも種数が多いことになる。
一方、一段上の属レベルで見ると、日本のセミは15属に分類されるが、ニュージーランドでは5属と少ない。特に、Kikihia属は16種、Maoricicada属は19種を含み、属内での種分化が著しい。族レベルだと日本のセミは8族、ニュージーランドのセミは全てCicadettini(チッチゼミ)族に分類されるという。

族が共通し属のバリエーションが少ないためか、ニュージーランドのセミの多くは一見ではよく似ていて違いが分かりづらいと感じた。webサイトを軽く見ただけでは種判別ができなかった。

歩道の木柵で鳴いていた種。海岸沿いの低木林で鳴いていたのは、大半がこの種だと思われる。体サイズはツクツクボウシを一回り小さくしたくらい。

内陸のホテルの灯りに飛んできた種。体サイズは前種と同じくらい。胸部はミンミンゼミに似た配色で美しい。

森林内(Kauri Forest)の遊歩道で見かけた種。体サイズは前2種よりもかなり小さかった。全身が緑がかるのが特徴。




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