この日はバルセロナを発ち、カナリア諸島のテネリフェ島を経由してフェルテベントゥーラ島(Fuerteventura)に向かった。
9時25分ごろ、Porxos Gardenを出発。
9時45分ごろ、空港行きのシャトルバスに乗車、(たしか)20分ほどで空港に到着。
妻は、Häagen-Dazs の売店を見つけて大喜び。アイスではなくブラウニーを買っていた。
出発ゲートからバスで飛行機まで移動。
12:05ごろ VY3212便に搭乗。
LCCで食べ物飲み物などは全て有料なので、あらかじめ買って持ち込んだ。
空港敷地内にはEuphorbia balsamifera と思しき低木があり、早速カナリア諸島らしさを感じられた。
フェルテベントゥーラ島へは、ビンター・カナリア航空を利用した。ビンター・カナリア航空(Binter Canarias)はカナリア諸島のフラッグキャリアで、テネリフェ島及びグランカナリア島を拠点とする。白地に緑色の塗装が印象的だった。手荷物受取所(バゲージクレーム)の壁面には、テネリフェ島を代表する花であるEchium wildpretii の写真が写し出されていた。
テネリフェノルテ空港での乗り継ぎは自力だったので、一旦外に出て荷物を預けなおした。
少し時間があったので、空港内を見て回った。
16時50分ごろ、予定時間(16時40分)を少し過ぎて搭乗。
離陸後すぐに、カナリア諸島最高峰のテイデ山(標高3,715 m)が美しく見えた。
機内で配られた軽食(チョコウエハース)
荒涼とした風景に、遠い異国に来たという印象を持った。
18時ごろ、フェルテベントゥーラ空港に着陸。
今回、僕たちはレンタカーを借りることにした。利用したレンタカー会社のGobycar(ゴーバイカー)は他社より安かったが、代わりに空港内に案内所がなく、空港駐車場の奥に来るシャトルバスに乗る必要があった。
空港や駐車場の係員に教えてもらい、駐車場内を抜けてシャトルバス乗り場にたどり着いた(写真は妻撮影)。しかし、待ってもバスが来ず、レンタカー会社に電話。英語が何とか通じ、「10分~15分くらいで迎えが来る」と言われた。
その後、10分かからずにバスがやってきて、レンタカー会社の事務所へ。
ようやく着いたGobycar(写真は返却時。到着時は夜で写真を撮れていない)。
スタッフの女性の方がとても親切で救われた。カナリア諸島は日本人観光客が非常に少ないと聞いていたが本当にそのようで、「日本のパスポートを初めて見たよ」と言われた。
今回借りたのはTOYOTAのヤリス。初めての車種と左ハンドルに苦戦し、スタッフの方に教えてもらいながら何とか出発した。
カーナビがうまく使えなかったので、妻にスマホでナビをしてもらい今日の宿「Elba Lucía Sport & Suite Hotel」を目指した。このホテルは空港から近く、島に到着したばかりでレンタカーの運転に不慣れでも安心、と思っていた。しかし、ナビで示された道が不通になっていたのか、ナビ通りに行くと廃車や廃バスが並んだ恐ろしいエリアに迷い込んでしまった。僕は運転で一杯で見ていなかったが、妻によるとバスに書かれている男の子の絵が何とも不気味だったとのこと…
もう一度レンタカー会社の前に戻って出直したが、再びこの場所に着いてしまった。
気を取り直し、今度は大きな道でホテルを目指したところ、無事に着くことができた。
ホテルの前に着いたものの、今度は駐車場が分からない。ホテルのフロントに行きスタッフに聞いたところ、有料駐車場があるが、周辺に路駐しても良いとのことだったので、近くの道の空きスペースに駐車した。
やっと着いたホテル。フロントスタッフはフレンドリーで、来年に日本に旅行するという方だった。レンタカー会社の方と同じく、日本人を対応するのは初めてだったらしい。
部屋のカギを受け取ったが、ここからがまた大変だった。
部屋の前についたがドアが開けられず、通りがかった宿泊客に開けてもらった(「何で開けられないんだ」といったジェスチャーをされた)。もう一度、自分たちでできるか試そうと、妻に室内に入ってもらってドアを開けようとしたらうまく行かない! 真っ暗な部屋に妻を閉じ込めてしまい、慌ててスタッフに助けを求めた。
少ししてスタッフが来てドアを開けてくれた。開け方にコツがあり、ドアノブを引っ張りながらカギを回すと開けられるということが分かった。
食堂内に、延々と音階が下がる不穏な曲が流れていて、リラックスして食事ができる雰囲気ではなかった。
料理はドイツ人向けのメニューだったのだろうか、僕は一応食べることができたが、妻はジャガイモ料理以外がほとんど食べられなかった。
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