カタルーニャ州の州都であるバルセロナは、スペイン第2の人口を有し、数々のガウディ建築などで知られる。カナリア諸島はアフリカ大陸の西方の大西洋上に浮かび、7つの大きな島とそれらの属島からなる。年間を通して温暖な気候に恵まれ、固有種を含む多様な動植物が生息する。
大まかな日程は以下のとおり。
今回、岡山から関西国際空港までのアクセスに、神戸空港と関空を船で結ぶ「神戸-関空ベイ・シャトル」を利用した。
駐車場に少し早く着いたので、周囲を探索。
■11月
25日 岡山→関西国際空港(KIX)発→
26日 →(アブダビ経由)→バルセロナ
27日 バルセロナ→(テネリフェ島経由)→フェルテベントゥーラ島
28日~29日 フェルトベントゥーラ島滞在
30日 フェルトベントゥーラ島→(グランカナリア島経由)→ラ・パルマ島
■12月
1日 ラ・パルマ島→テネリフェ島
2日 テネリフェ島滞在
3日 テネリフェ島→バルセロナ
4日 バルセロナ→(アブダビ経由)→
5日 →(韓国仁川経由)→関空着→岡山
まずは、11月25日から26日の様子についてです。
8時ごろ 岡山県の自宅を出発
11時過ぎ 神戸ポートアイランド着 昼食は、ほっかほっか亭ののり弁当。
11時30分ごろ 神戸空港駐車場着
岡山から関空へのアクセス手段として、最初はリムジンバスを考えたが、コロナ禍以降は運休している。バスを乗り継ぐのは大変、電車も大変、関空まで車で行くのはもっと大変だし高速代と駐車場代が高い…
良い案がないと悩んでいたところ、神戸空港と関空を結ぶ船があることを思い出した。調べると、港の駐車場は無料、バスや電車利用よりも船賃が安価、岡山から高速を使えば3時間以内で着けるので関空に直接行くよりは楽。考えうる限りではベストな手段だと分かった。
12時30分 出港
波風はほとんどなく、穏やかな航海だった。
13時過ぎ 関西国際空港の船着き場に到着。接続バスで第1ターミナルへ。
訪日外国人が過去最高の人数というニュースのとおり、ターミナル内は非常に混んでいた(この旅で訪れた空港の中で一番の混雑!)。
ユーロ両替を済ませた後、今回利用するエティハド航空の窓口に向かった。オンラインでチェックインを済ませて向かったが、窓口が少なく、手続き待ちの人で長蛇の列。並び始めて約1時間でようやく荷物を預けることができた。
15時~16時ごろ 手荷物検査、出国手続きを済ませ、搭乗口付近へ移動。
倉敷市上空。高梁川の河口がよく見える。右手前の明かりは総社市街、倉敷と総社を隔てる丘陵が暗闇として見えていると思われる。
その後、島根県の中海、宍道湖上空を通過して日本海に抜けた。
その後、中国上空を通り、中東方面へ。
日本からアブダビへはロシア上空を通るのが最短ルートだが、2024年11月現在、多くの飛行機はロシア上空を飛行できない。そのため、やや遠回りの、低緯度を通る航路を取ったようである。
詳しいメニューを思い出せないけど美味しかった。
空港からバルセロナ中心部へは直通バスを利用した。片道一人7.25€(約1100円)、頻繁に出ていて便利。
8時前、バルセロナ中心部のカタルーニャ広場のバス停で下車。
この日の日の出は7時52分で、ちょうど朝焼けが美しかった。
バス停から20分ほど歩き、今日の宿のPorxos Gardenに向かった。道中の道はゴミが少なく、においもあまりせず、僕が今まで訪れたヨーロッパ各国の町と比べて清潔だと感じた。イタリアとフランスに行ったことがある妻も同様に感じたようだ。
シウタデリャ公園(Parc de la Ciutadella)にて。現地でオンブー(Ombu)と呼ばれる南米原産の樹木で、ヨウシュヤマゴボウなどと同属である。
公園や街なかを散策した後、ピカソ美術館を訪れた。非常に多くの絵画で展示されており、1時間強の滞在では見切れないほどだった。
1人31€(約5000円)で日本語オーディオガイド付き。
バルセロナといえばガウディ建築。でも、今回は一日だけの滞在のため全てを訪れることはできない。直前まで悩み、カサ・バトリョとサグラダ・ファミリアの2箇所に行くことにした。
訪れる前に画像で見たカサ・バトリョは、素晴らしいけれど奇抜なデザインの建築、という印象だった。しかし、実際には周囲の街並みと溶け込んでいて、曲線を多用した内装もリラックスできるものであり、想像していたよりもずっと良かった。
約1時間の滞在後、地下鉄に乗ってサグラダ・ファミリアへ。
1人26€(約4000円)で日本語オーディオガイド付き。なお、オーディオガイドはカサ・バトリョでは貸し出し式だったが、こちらはアプリをダウンロードして、自分のスマホ、タブレット端末で聞くというものだった。
2024年11月現在、2026年の完成を目指しているとのこと。
サグラダ・ファミリアも、写真で見ていたよりもずっとすばらしかった。
サグラダ・ファミリアの教会入り口にはアイビーを模した緑色の装飾があり、コガネムシやテントウムシ、カマキリ、アブやハチ、ダンゴムシ、ヤスデ、ミミズと思われる生き物たちが散りばめられていた。
僕たちの他に足を止める人はいなかったが、隠れたスポットだと思う。
1時間強の滞在後、再び地下鉄に乗り、宿に戻りチェックイン。
19時30分ごろ宿発、徒歩でカタルーニャ音楽堂Palau de la Música Catalanaに向かった。
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