2021年9月13日月曜日

2021年5月下旬 昆虫、動物の記録

 5月下旬は植物調査が多く、多くの昆虫などにも出会えた。

5月22日 クリメコブズイフシ

クリCastanea crenata にできた虫こぶ。外来種のクリタマバチDryocosmus kuriphilus によるもの。国内では1941年にここ岡山で最初に見つかったらしい。
ハチ自体の名前が圧倒的に有名で、虫こぶとしての名称は知名度が高くない気がする。(真庭市にて)

カシノナガキクイムシPlatypus quercivorus のトラップ

同日、同所にて。カシノナガキクイムシによるナラ枯れは被害が大きくなっている。

根元には木くず(フラス)がたまっていた。キクイムシが出したものかもしれない。

ザトウムシの一種

同日、同所にて。

ヒラタアオコガネAnomala octiescostata ?

同日、同所にて。個体数はとても多かった。

5月26日 アオハムシダマシの仲間 Arthromacra sp.

一見ハムシに見えるがゴミムシダマシの仲間。(奈義町にて)

アオハムシダマシの仲間 Arthromacra sp.

赤銅色の個体と同じ場所にいた。同種の色違い?

ケヤキハフクロフシ

名前のとおりケヤキZelkova serrata につく虫こぶ。ケヤキヒトスジワタムシParacolopha morrisoni によるものらしい。(奈義町にて)

クロタキカズラHosiea japonica の雌花とアリの一種

盛んに花を訪れ、蜜をなめているようだった。花の形状や大きさはアリにフィットしているので、アリが送粉者の一つなのかもしれない。(鏡野町にて)

セスジツユムシDucetia japonica?の幼虫

ツユムシの仲間(もしくはクダマキモドキ)だと思うが、種名には自信なし。(鏡野町にて)

5月27日 コメガヤMelica nutansクモの一種の円網(種類不明)

5月30日 アオカミキリモドキXanthochroa waterhousei

ナナミノキIlex chinensis の樹上にいた。(倉敷市にて)

テングチョウLibythea celtis

コシダDicranopteris linearis の上にいた。(倉敷市にて)

マツノマダラカミキリMonochamus alternatus

アカマツPinue densiflora の幼木にいた。(倉敷市にて)











2021年4月-5月中旬 昆虫、動物の記録

久しぶりの更新です。

外出時や通勤時にさまざまな生き物に出会います。植物以外は記憶があいまいになりがちなので、備忘録もかねてまとめることにしました(今までに別記事で紹介したものは除きます)。


4月25日 ナメラリンゴフシ

コナラQuercus serrata についた虫こぶ。ナラメリンゴタマバチBiorhiza nawai が作る。
職場にレファレンスで持ち込まれた。

4月27日 キムネクマバチ
Xylocopa appendiculata circumvolans

アケボノフジに訪花していた。(倉敷市にて)

5月3日 ニホンミツバチ
Apis cerana japonica

職場近くのクスノキCinnamomum camphora のうろに住んでいた。残念ながら、私が見に行った時には姿がなかった。(倉敷市にて)

5月5日 カメムシ(半翅目)の一種

職場近くのクスノキCinnamomum camphora の花序についていた。(倉敷市にて)

5月9日 クビキリギス
Euconocephalus thunbergi

褐色の個体。職場玄関のガラス窓にて。(倉敷市にて)

5月15日 シマヘビ
Elaphe quadrivirgata

体長1m強の個体。石灰岩地の道ばたにて。(高梁市にて)

5月15日 カラスアゲハPapilio bianor 春型?

シマヘビと同じ場所にて。ミヤマカラスアゲハとの見分けに自信がない。(高梁市にて)

5月18日 ツバメHirundo rustica のヒナたち

職場近くの総菜屋さんに営巣。(倉敷市にて)