2012年8月7日火曜日

7月23日 高尾山

友人のS君とT君と3人で高尾山へ。
6号路を通り、山頂を通過したあと小仏城山へと続く尾根道を進み、一丁平で折り返した。
途中から僕がひどい頭痛に襲われたこともあり、高尾からの下山はケーブルカーで。

6号路に入る手前、まず見つけたのはコバノカモメヅル(ガガイモ科)である。
花色は暗赤色でかなり地味だが、形が面白い。
ガガイモ科の植物の花は、地味な色だが変わった形をしたものが多い。

これはイワタバコ(イワタバコ科)。
6号路の川沿いの岩に張り付くようにして生えていた。
これを目当てにしていた友人は大喜びであった。



他に6号路で見た主な花。
・ヤブミョウガ ・ダイコンソウ ・ギンレイカ ・タマアジサイ ・ハエドクソウ ・ウマノミツバ

こちらはタカトウダイ(トウダイグサ科)。
尾根沿いのいたるところに生えていた。花火のように放射状に広がる草体が素晴らしい。

ヤマユリ(ユリ科)もあちこちに見られた。
時に、姿を見つけるよりも先に香りでその存在に気づくほど、強い芳香を放っていた。近くにいると少々くらくらするほど。


他に尾根沿いで見た主な花。
・オカトラノオ ・ヤマホトトギス ・オオバギボウシ ・アカショウマ ・キンミズヒキ ・ノササゲ ・アキノタムラソウ

ここまでは植物を紹介したが、昆虫も面白かった。特に印象的だったのはこれ、
アケビコノハ(蛾)の幼虫である。

大きな2対の目玉模様が特徴である。また、全体に青い点が散らばっていて美しい。
鮮やかな模様と変わった姿をしているから、始めて見た人や鳥などは驚かされることだろう。
しかし、茶色のために茂みの中では意外と目立たないようにも思う。



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